今日の報道と、TKファンとしての23年間を振り返る。
年明けから残業が続き、疲労が溜まる中で、今日も定時を過ぎても働いていたところ、
兄から1通のメールが届いていることに気づきました。
以前兄からメールが届いたのは、PANDORA始動の報道が出た時。
小室哲哉と浅倉大介。二人がいつかユニットを組んで活動してくれたら嬉しいと
兄妹でよく話していたので、とても嬉しく、新曲が発売されるのを楽しみにしていたわけです。
今日、不倫疑惑についての会見を行うことは知っていたので、兄からメールが届くということはその内容なのかな?と思っていましたが。
予想外の引退表明。
確かに長年彼を見てきた私としては、最近はとても疲れているのかな、という印象ではありました。
心身共に疲弊していたのでしょうね。
不倫疑惑については、元々彼の女癖の悪さは理解したうえでファンをやっていたのもあって、たいして驚きは無かったです。
確かKEIKOともそんな関係で始まったんじゃなかったでしょうか。
(当時まだASAMIと婚姻関係だった。)
帰宅後、ニュースを読み漁り、会見の動画も見ました。
実はBlu-rayレコーダーに、小室哲哉と単語登録してあるので、彼の名前が番組表にあるとお任せで録画してくれるんですが。
今回の会見を報じたニュース番組が大量に録画されてて、なんとも言えない
寂しさに襲われました。
そして、会見の詳細を知り、正直、とても苦しかったです。
KEIKOの病状も私や兄が考えていたより重く、介護が辛かった、というのは
よく伝わりました。
彼はいい意味でも悪い意味でも正直な人なので。
今回の報道で言っていたことは真実なんじゃないかと思ってはいます。
特にこの記事、ここまで赤裸々に語ったのは、ここまで言わないと
信じてもらえないと思ったからなのかな…と。
私も精神疾患の影響もあるのか性欲みたいなものが全くないので。
ただ誰かに寄り添ってもらいたい、甘えたいだけっていう気持ちはなんとなく分かったのです。もちろん不倫は良くないけど、それで実際迷惑かけた相手に誤って、
当事者同士で話し合い、解決すれば良い話じゃないのかな、と思います。
他人の話にそこまで許せん!って思える人もすごいな~と思ったりもして。
音楽に対する不安とか葛藤もあり、90年代以上の成果を出せない中、
特にここ数年は特に苦しかったのだろうと思いましたね。
私は所謂TKブーム以降の曲も好きですし、たくさん名曲あるので。
これからも頑張って欲しかったし、ショックなことは確かです。
これまでのファンとしての23年を振り返ってみます。
私は小学校4年生、10歳の時にglobeのFeel Like danceを初めて聴いた時からずっと
彼の音楽を愛し、彼の活動を応援し、常に自分の心の拠り所として生きてきました。
上手く言えないけれど、TKの紡ぐ音に言葉に、いつも励まされてきたし、支えられてきた。
いつもそばにあったし、なくてはならないもの。たぶんこれからも変わることはないでしょう。
小学生時代の後半は、とにかく世の中TKブーム。
CDを買ってもらったり、音楽雑誌を買ってもらったり。音楽番組も楽しくて。
この頃も体調を崩して辛かったけど、本当に励まされていました。
中学になってからはTKブームの後期。
中学ではいじめられたりして、本当に苦しかった。
今とはまた違った苦しさがあったのを覚えています。
そんな中でもいつも隣にあったのが彼の音楽でした。
高校受験の時も支えになってくれました。
高校時代はすっかりTrance色が強くなり、一般大衆向けする曲は作らなくなったな、
という印象。それでも大好きでした。
2002年、KEIKOとの再再婚(笑)、披露宴を録画したビデオテープ、今でも実家に残ってますよ。
globeのMany Classic Momentsもこの頃発売したっけな~。
今でも本当に好きな曲です。
切なさを感じる。メロディにも歌詞にも。
高校生のころから、結構マニアックなプロデュース曲も集めるようになって
オタク度が増していった(笑)
それが楽しかった。みんなが知らない曲を知ってるのが嬉しかったのかもしれない。
大学もそんな感じで過ごしてたな。
受験失敗したけれども。変わらず小室オタクやってた。
それが当たり前になってた。
社会人になった2008年。
この年は私にとって本当に辛い一年だった。
卒業と同時に失恋、就職した会社で全く予想していなかった仕事をすることになり、
上手く心と体を適応できず、病気になった。そして11月。TK逮捕。
あの時のどん底と比べると、まだ今はマシなのかもしれないけど。
その時々で頭を悩ませている問題って変わってくる。
逮捕の時もいろんなことを考えたし。今もいろんな感情が渦巻いてる。
社会人になって、丸10年がもうすぐ過ぎようとしていて。
あの逮捕からももう10年かぁ…と思ったりもする。
そんな中での引退。
いちファンとしては、今抱えている仕事が一段落したら、ゆっくり休んで欲しい。
会見でみた彼の姿はすっかり老け込んで、疲労困憊で。
KEIKOの介護が続く限り、本当の意味で解き放たれることは無いんだろうけど。
TK自身の体調不良が少しでも良くなって。
音楽は自発的に作らなくていいから、元気になって、ささやかで穏やかな生活をして欲しいとも思った。
そして願わくは、いつかまた音楽を作りたくなったら、戻ってきて欲しい。
それまで、私も自分の身の振りを考えながら、踏ん張って生きて行きたい。
TK今までありがとう。お疲れさま。
私はこれからも変わらず聴き続けるから。
沢山の感謝を込めて。