人生に疲れた。その2
年度末の繁忙期、および異動による引継ぎ等で、3、4月は残業時間が月60時間以上になった。
引越後、帰宅はいつも22時や23時。酷い時は日付が変わっていることもあった。
そのせいか、ついに体が悲鳴をあげ始めた。
とにかくそこらじゅう痒くて痒くて。特に顔、背中、頭皮が酷くてボロボロで、
掻きむしって血が出る。
便秘と下痢の繰り返しもひどくなり。特に便秘の時に併発する痔の痛みで歩くのも辛い日が増えた。腹部膨満感による苦しさに耐えることに疲れた。
頭痛も頻繁に起きるようになり、鎮痛剤を飲むことが増えた。
よく眠れない上に、眠りが浅く、悪夢を毎晩見て、早朝覚醒してしまう。
夜は無性に泣きたくなることが増え、泣きながら一晩過ごすことがあったり、
ふとしたことで涙が止まらなくなることが増えた。
旧部署の上司に持病の悪化を話したところ、長めの休みを取ったらどうか、ということになり…。
主治医に相談してみたが、とりあえずゴールデンウイークに休みを取って、それから考えよう、と言われた。
引継ぎも終わっていないし、中途半端な状況で逃げ出すことも出来ず。
新部署の上司には、忙しく、量も多く、休みが取りづらい、とハッキリ宣言され…。
私の仕事量を調節しようとすると、他の事務職のメンバーに負担がかかるし、
かといって稼ぎが良いとは言えない部署のせいか、サブとして派遣を雇えるだけの余裕も無い様で…。
もう私が我慢してこのまま体に鞭打って耐えていくしかないのかなぁ…。
人事部の元上司には、そんなボロボロの状態で働かないで、プライベートを優先すること(子供を作る)を考えたら?
と言われたけど。それって今の私にとって最も残酷な言葉で。
せめて同等に稼ぐことぐらいしか夫に貢献できない私は一体どうしろと…。
今日、母にも話の流れの中で「それじゃ、妊活する?」と言われてしまい。思わず泣いてしまった。
母には現時点の自分の病状も、遺伝が恐くて子供を持つ気持ちになれないということも以前から話してあったのだが。
やはり世間体や私の年齢を心配してこの発言になったのだろうか。
なんだかんだで孫が欲しいのだろうか。
母だけは私の苦しみを理解してくれていると思ったのに。
やっぱりそうじゃなかったんだなぁ。そう思ったら虚しさが更にこみ上げてきた。
そりゃそうよね、妻は専業主婦で、子供二人以上が当たり前の時代に生きてきた母なのだから。本当の意味で私の生きづらさは理解できないのだと思う。
分かっていたけど、やっぱり心の傷が深まるだけでした。
今の私って、本当に自分が一人生きてるだけで精一杯。
体中に痛みがあって、体調の良い日なんて一日も無いし。
いつも辛くてもごまかして生きてる。
私は自分の苦しみを子に与えたくないし、一緒に苦しみに寄り添う気力も体力も全く無い。そもそも性欲が皆無だし、子作り行為がまともに出来ない私は人間としておかしいのだと思う。それは自分が一番よく分かっている。
結婚しない方が良かった、と私も思うし、母にもそう言われてしまった。
一日でも早く夫を解放してあげた方がいいのだと思う。
なかなか話を切り出せず、先延ばしにしている私は卑怯な人間だ。
そんなことを常に考えていたり、仕事上の長年の苦しみもあったり、ここ数年は特に苦しい日々で。なにもかもが辛くなって。
母に再び「人生に疲れた」と本音をこぼしてしまった。
そんなことを言って悲しませたいわけじゃない。
でも、私の気持ちを分かってもらえていなかった、という落胆から。
ついついそんな言葉が零れ落ちた。
「●●ちゃんが死んだらみんなが悲しむから、死なないでよ」と言わせてしまった。
死ぬのは怖いから、もちろん死ぬ勇気もない。なんのために生きているのか分からないのに。本当に中途半端だ。
もういっそのこと、自分のことを知っている人達から逃れて、一人でひっそりと生きていけたら、一番楽になれるのかなぁ…。
病気療養中のゴールデンウイーク、正直心の中がいつになくぐちゃぐちゃのまま半分が過ぎてしまい、無事復帰できるのかとても心配。